
過払い金返還請求までの流れ
過払い金の返還請求は「取引経過」の開示請求から行います。
[1]開示請求
取引経過の開示請求は貸金業者に対し、「個人情報(取引履歴)開示請求書」という文章で、郵送・FAXで行うだけです。開示請求の方法や書式については、貸金業者が独自に定めているところもありますので、書式に関しては各貸金業者のホームページにありますので、ダウンロードして下さい。しかし、貸金業者が定めた請求書で請求しなければならないものではありませんので、下記を参考に書いてみてください。
[個人情報(取引履歴)開示請求書の内容]
@見出・・個人情報(取引履歴)開示請求書
A貸主業者・・○○株式会社御中
B開示請求日・平成18年10月12日
C借主氏名:過払太郎
D印鑑・・押印
E生年月日・・昭和40年2月2日
F会員番号・・XXXX‐XXXX
Gカード番号・・XXXX-XXXX
H住所・・東京都○○区○○丁目○○番地○○号
I開示を求める文章・・貴社と当方との金銭消費貸借契約にかかる貸付当初より最終取引に至るまでの取引経過全て
J開示を求める理由・・貴社との取引経過につき、利息制限法の法定利息により、引き直し計算をするため。また、過払い金が生じていれば返還請求をするため
K付属書類・・免許証等のコピー
[2]過払い金返還請求の流れ
@取引経過の開示請求を送付・FAX
A取引経過から引き直し計算
B貸金業者に過払い請求書を送付
C業者との交渉
D交渉成立
E過払い金の回収(和解)
※Cの交渉次第で取り戻せる金額が違ってきますのでもっとも重要なポイントです。仮に交渉が決裂すれば訴訟することになります。
[まとめ]
貸金業者から取引経過が送られてきたら、必ず最初の取引から開示されているか確認して下さい。悪質な業者は途中からの取引経過しか開示せず、過払い請求を免れようと隠蔽することも考えられます。また、貸金業者には取引経過を含む個人情報を借主に開示する義務がありますので、金融庁のガイドラインでは取引経過を開示しない業者に対して営業停止、貸金業の登録取消などの行政処分を行うと明記しています。
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