多磨霊園、八柱霊園をはじめ都立霊園の墓じまい後の施設変更手続きが令和3年度は遅れている
都立霊園にお墓をお持ちの方で墓じまいをする場合、取り出した御遺骨を小平霊園もしくは八柱霊園の合葬埋葬施設に無料で改葬(移動)することができます。
この手続き(お墓を都立霊園へ返還し合葬埋葬施設へ御遺骨を改葬(移動)すること)を「施設変更」と言います。
施設変更の受付は年3回です
施設変更は7月、10月、12月の年に3回受付があり、だいたい16~31日の間に申請することになっています。
1回目:7/16~7/31
2回目:10/16~10/31
3回目:12/16~12/28
申請から約2か月後に合葬埋葬施設の使用許可証が交付されます。交付後に墓所返還工事と合葬埋葬施設への改葬が可能になります。
※注意
3回目の施設変更の申請ですと合葬埋葬施設の使用許可証が交付されるのが2月下旬から3月上旬となるため、3月中に墓所を返還してください。
4月になってしまいますと翌年の管理料が発生しますのでご注意ください。
令和3年度は合葬埋葬施設の許可が遅れている
例年ですと7月に施設変更手続きをすれば、9月末~10月上旬には合葬埋葬施設の許可証が交付されるのですが、令和3年度は2週間程度遅れて10月14日に交付されました。
遅延の原因は不明ですが年間管理料を納めていないことが原因かも知れません。施設変更をするには年間管理料を納めていることが前提となり、管理料の納付期限は7/31です。
仮に、施設変更の申請をした人の中で管理料未納者が多数存在した場合、未納者が管理料を納付するまでは合葬埋葬施設の許可を出すことができない為、遅延が発生したのではないかと勝手に想像しています。
墓所返還工事がずれ込んでしまいました
7月の施設変更分の墓所返還工事を10月上旬から組んでいましたが、合葬埋葬施設の許可証が交付されたのが10月14日と遅れ、工事日程を組み直したため都立霊園の墓所返還工事が11月中までずれ込んでしまいました。
このブログは11月11日に書いていますが、まだ10件ほど都立霊園の返還工事が残っており、返還期限(合葬埋葬許可証交付から60日以内)以内に工事しなければならないので多少焦っています。
都庁の建設局霊園課に施設変更が遅延した理由を問い合わせたところ、「遅延ではなく予定通りです」との回答でした。まあ、お役所ですので期待はしていませんでした。
10月申請分は12/28に許可、12月申請分は2/28に許可と例年通りのようですので安心しました。
多磨霊園、八柱霊園の墓所返還工事風景
毎年、10月、1月、3月は都立霊園の墓所返還工事が集中しており、職人さんに頑張ってもらっています。
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