墓じまい費用が安すぎる業者は注意が必要です

墓じまい費用が安すぎる業者は注意が必要です

通常、墓じまいのための墓石の解体・処分は石材店が行います。しかし、近年、石材店以外の解体業者が参入してきており、トラブルも少なくないと報告されています。

墓じまい費用が安いだけの理由で業者へ依頼すると後々、トラブルになることも考えられますので、業者選びは慎重にしましょう。

墓じまい費用は安かったが思わぬトラブルに発展

これは都立霊園の管理者に聞いた話ですが、墓石の扱いになれていない解体業者が格安で墓じまいを引受けてちょくちょくトラブルをおこしているとのことです。

別に石材店以外が墓石の解体をしても、なんら問題はないのですが、墓石の扱いになれていない解体業者が作業中に近隣の墓石を傷つけたり、墓石を倒したりすることがあり、都立霊園側も困っていました。このようないい加減な解体業者の場合は、解体した墓石を不法投棄しているかもしれません。

皆さんの「墓じまい費用を少しでも安く抑えたい」気持ちにつけこむ

墓石の解体作業を依頼する場合は、どのような業者なのか把握することが必要です。また、あまりにも墓石の解体費用が安い場合は注意してください。

なんでもそうですが、ものには相場というものがあります。墓石の解体でも人件費や墓石の処分代は必ずかかります。

墓石の処分代は地域によってバラツキはありますが、解体費用は外柵も含めると墓石一基あたり15~40万円程度はかかります。また、撤去用の重機が入れない場所にお墓がある場合、割増料金が10~20%発生することがあります。後々トラブルにならないためにも、墓地周辺の環境や割り増し料金の有無は、事前にしっかりと確認しておきましょう。

墓じまい後の供養先も考えておきましょう

墓じまいをすると、遺骨を移動(改葬)させる必要があります。多くの人は供養先として永代供養(合祀墓)を選択されるようです。理由としてはやはり費用が安いということでしょう。

永代供養(合祀墓)は、新規に墓地や墓石を購入する必要がありません。通常、墓を新しく建てようとすると、墓石代と永代使用料を合わせると200万円程の高額な費用が発生しますが、永代供養(合祀墓)であれば墓石を用意する必要がなく、都心でも35,000円~50,000万円程で埋葬できます。

ただ、合祀墓は血縁関係の無い、他人の遺骨と一緒に埋葬されてしまうので、それを懸念される方がいるのも事実です。最近では永代供養の個別安置型の供養方法もありますので、他人のご遺骨と混ざってしまうのに抵抗がある方は個別安置型も選択肢にいれてみてください。

他にも、海洋散骨などあまり費用をかけない供養方法もあります。日本では比較的新しい供養方法ですが、海外では一般的な葬送の方法である事でも知られています。

お墓の前で手を合わせるという固定概念もうすれ、個人の価値観が尊重される時代になってきているのかもしれません。

墓じまいには行政手続きなど墓石解体以外にもやることはありますので、業者へ依頼する際は、墓石の解体・処分から改葬手続き、供養先の手配まで全て対応できる業者に一括で依頼すると、負担が少なくてすみます。

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