墓じまい後の供養先として海洋散骨を選んだ方の体験談

祖父の墓じまいを計画してから墓石や葬儀に関するテレビ番組や新聞を見るようになっていたAさん。中でも、海洋散骨のニュースが多くなったと感じていました。 祖父の実家は千葉県の外房に近く、父からは祖父に連れられよく、九十九里海岸で遊んだと聞いていました。

墓じまい後の遺骨の供養先として悩んでいたAさんは、できるだけ費用を安くすませたかったので、祖父の遺骨を九十九里沖に散骨するのはどうかと、夫に相談しました。 夫は海洋散骨には肯定的だったため、次に妹に相談しました。すると妹は夫とは違い海洋散骨に否定的でした。

Aさんは親族の同意はなければ海洋散骨ができないと思い、熱心に妹を説得しました。すると妹も耳を傾けるようになり、散骨は遺骨を粗末に扱うものではないと理解し、海洋散骨に同意しました。

Aさんは他の親族の同意もえられたので散骨業者を手配し九十九里沖の海へ散骨しました。 散骨費用は合同散骨を選んだため、5万円ほどでした。

墓じまいを安くすませるには、墓石の解体はもちろんですが、遺骨の供養方法も大きな要素です。 もし、海洋散骨ではなく、新しい墓地と墓石を購入したとすると、200万円程度は必要になります。

石材店として、これまで数多く墓じまいをしてきましたが、新しいお墓を購入して遺骨を引っ越す人は全体の1割もいません。 多くの方がお寺の合祀墓へ埋葬するか、海洋散骨しています。 墓じまいをするには、それなりの事情があり、費用も安く抑えたい方がほとんどです。

最後に 海への散骨は違法なのか?

墓埋法には散骨にかんする取り決めがありませんので、海洋散骨は違法ではありません。 ただし、節度を持って行う必要があります。

節度と次のようなものがあります。

・遺骨は粉末(パウダー状)にして散骨する。
・漁場、海水浴場などは避け、他人の迷惑にならない場所で散骨する。
・環境に配慮し遺骨以外は散骨しない。

また、海洋散骨は違法ではありませんが、遺骨を散骨することにためらう人が多いのも事実です。Aさんの場合は親族の同意が得られ無事散骨できましたが、親族の同意が得られず散骨できないケースもあります。

日本で海洋散骨が社会的に認知されるのにはもう少し時間がかかるかもしれません。

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