小平霊園の墓じまい(一般墓所から合葬墓へ改葬)手順をお墓のミキワが解説
東京都立霊園は小平霊園、多磨霊園、青山霊園、雑司ヶ谷霊園、谷中霊園、八柱霊園、染井霊園、八王子霊園の8カ所ありますが、今回は小平霊園の墓じまいから合葬埋蔵施設への改葬手順(流れ)について説明いたします。
1.小平霊園の墓じまいは墓石の撤去費用だけでできる
寺院墓地や民間霊園を墓じまいする場合は、埋葬されているお骨をどこか別の埋蔵施設(寺院や霊園)に改葬(移動)する必要がありますので、墓石の撤去費用の他にお骨を供養(納骨)する費用が発生します。
永代供養墓(合祀墓)に改葬する場合は比較的料金もお安いのですが、それでも30,000円/柱程度はかかりますので、仮に5柱改葬するのであれば150,000円もかかってしまいます。
しかし、小平霊園をはじめ東京都立霊園(8カ所のどこか)にお墓をお持ちであれば、墓じまいをしたあと「小平霊園」もしくは「八柱霊園」(※2023年から多磨霊園の再開)のどちらかの合葬埋蔵施設へ事務手数料を支払うだけで改葬できます。
以後、小平霊園の合葬埋蔵施設へ改葬する流れで進めます。
〇事務手数料
・切手代530円
・改葬手数料400円
・合計930円
もちろん墓石の撤去費用はかかりますが、それでも僅か890円で改葬できてしまうのでとても助かりますよね。
2.小平霊園の合葬埋蔵施設の施設変更申請は年3回できます
小平霊園のお墓を墓じまいして、小平霊園内にある合葬埋蔵施設にお骨を改葬することを「施設変更」と言い、1年間で3回申請することができます。
受付期間
・1回目:7月
・2回目:10月
・3回目:12月
約3週間程度の期間を設けていますが、日にちについては毎年変わりますので詳細は小平霊園の管理事務所に確認してください。
小平霊園管理事務所
所在地:〒189-0012 東京都東村山市萩山町1−16−1
電話:042-341-0050
3.施設変更手続きから合葬埋蔵施設へ改葬までの流れ
3-1 施設変更の必要書類を請求する
小平霊園の管理事務所に墓じまいをして、合葬埋蔵施設へ施設変更をする旨を伝え必要書類一式を請求してください。
後日、霊園事務所から施設変更に必要な書類一式が郵送されてきます。
※年度が変わると必要書類の内容が変更される場合がありますので、5月~12月に書類を請求してください。
3-2 墓じまいを依頼する石材店を決める
小平霊園の墓じまいをしてもらえる石材店を決めてください。小平霊園は石材店を指定されることが無いのでご自分の好きな業者で工事が可能です。
小平霊園近くの石材店と遠くの石材店2~3社から見積りを取れば費用相場がわかります。
3-3 施設変更手続き
3-1で請求した必要書類を小平霊園に持っていき、窓口で施設変更の手続をしてください。
〇必要書類は下記になります。
・埋蔵施設使用終了届・・・実印と捨印を押印してください。
・施設変更申請書・・・実印と捨印を押印してください。(墓地使用者と配偶者は生前申込ができます)
・施設変更に係る誓約書・・・実印と捨印を押印してください。
※墓石撤去をする石材店の社判が必要になりますので、施設変更手続きまでに石材店を決めておいてください。
・小平霊園の使用許可証(原本)・・・紛失している場合は納付書でも代用可能です。(納付書も紛失している場合は小平霊園に相談してください。)
・印鑑登録証明書(発行から3ヵ月以内)
・住民票(発行から3ヵ月以内)本籍記載のもの
※配偶者の生前申込を希望する場合は墓地使用者との関係が「妻」になっているもの。
3-4 小平霊園の合葬埋蔵施設の納骨予約
施設変更の手続きをしますと約2カ月後に小平霊園の合葬埋蔵施設使用許可証が交付されますので、小平霊園に電話をして納骨の予約をします。
予約の際に使用許可番号を伝えてください。
納骨時間は10:00、10:30、11:00、11:30、13:00、13:30、14:00
※市役所の窓口が開いている平日であれば、改葬と納骨は1日で済ませることが可能です。
3-5 改葬許可申請書作成 (小平霊園)
納骨予約を済ませたら小平霊園の管理事務所に行き、改葬許可申請書を作成します。全て小平霊園の職員が指示してくれますので、指示に従い記入するだけですので簡単です。
〇必要資料は下記になります。
・認印
・小平霊園合葬埋蔵施設使用許可証(原本)
3-6 改葬許可手続き(東村山市役所)
小平霊園で作成した改葬許可申請書を東村山市役所に提出し、改葬許可証を交付してもらいます。
小平霊園から車で10~15分くらいの場所にあり、即日交付(無料)してもらえます。
3-7 小平霊園の合葬埋蔵施設の納骨
小平霊園の管理事務所で納骨手続きしたのち、合葬埋蔵施設にご遺骨を納骨します。納骨と言いましても実際にはご遺骨を職員に渡すだけになります。
献花台があり納骨前に手を合わすことはできます。
〇必要資料は下記になります。
・認印
・小平霊園合葬埋蔵施設使用許可証(原本)
・誓約書(管理事務所にあります)
※毎年10月1日には献花式が行われ多くの方がお参りに来られます。
3-8 墓所返還工事
石材店に墓石の撤去をしてもらい墓所跡を整地し小平霊園に返還します。返還工事の前後に工事着工届、工事完了届、写真を提出する必要がありますが石材店が手続きしてくれますのでお任せしましょう。
以上が小平霊園の墓じまいと施設変更までの流れになります。
墓地使用者が亡くなっている場合
墓地使用者(小平霊園の契約者)が亡くなっていると名義変更をしてからでないと、墓じまいができませんので最初に承継手続きをしてください。
小平霊園の霊園事務所に電話をして承継手続きに必要な書類一式を請求してください。
〇必要資料は下記になります。
・承継使用申請書・・・実印と捨印を押印してください。
・誓約書・・・実印と捨印を押印してください。
・印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
・戸籍謄本(発行から3ヶ月以内のもの)
・お墓の使用者(契約者)と承継される方の戸籍上のつながりが確認できる戸籍謄本等
・小平霊園の使用許可証(紛失の場合は納付書)
・手数料1,800円
・郵送料として490円分の切手
・お墓の使用者の死亡記載の戸籍謄本類
・葬儀の際の領収書や寺院の公印ありの法要証明などで、継承される方の名前が記載されているもの。
もしも、承継される方と喪主が別だったときは喪主から推薦状を書いてもらい、喪主の実印と印鑑証明が必要になります。
※承継手続きと施設変更手続きは同日に行うことも可能です。その場合1,800円はかかりません。
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