墓じまい 納骨室の天板にあたる笠石は一枚ものが理想だが・・・
2018年3月7日

先日、墓じまいのため墓石の解体工事をしたのですが、これが結構な代物で解体するのに苦労しました。お墓その物は8寸角二段ですので、まあ特段問題ありません。しかし、通路幅が狭く重機が使えません。これだけならいいのですが、今回は重機が使えない上、カロート(納骨室)の天板にあたる笠石が一枚ものだったため、運び出すのが大変でした。

笠石はお墓でもっとも重要な、納骨室を雨水から守る石ですので、二枚石よりも一枚石のほうが理想的です。それは十分理解しています。理解していますが重機が入らない墓地でしたら、二枚石でもいいんじゃないでしょうか?「だって、お隣さん(お墓)も、そのお隣さん(お墓)も二枚石ですよ」と、思わず愚痴ってしまいました。そのくらい重かったのです。

どのくらい重いかといいますと、

墓石の単位は尺や寸を用いており、1尺*1尺*1尺の立方体(27,818立方センチメートル)を「1才(さい)」と言います。重量(御影石)になおすと80kgくらいです。

今回解体するお墓の笠石の大きさは、77cm*106cm*12cm=97,944立方センチメートルですので才計算すると、97,944÷28,718=3.52才となり、重量になおすと80kg*3.52才=281kgになります。281kgもある墓石を、その場で砕かずに一人で運び出すのは、プロレスラーや関取でも、相当困難でしょう。

通常、1㎡ほどの墓石解体であれば職人一人で作業しますが、事前にお墓を調査したときに、一枚石だとわかっていましたので、念のため、いつもは力仕事をしない私も立会いました。

通路幅が狭すぎて、うまく石を取り回せません。

両隣のお墓との隙間1cm、通路幅90cm、途中に若干のクランクあり。石を寝かせたままでは絶対に運び出せません。

さあ、どうしましょうか?

そうだ、「寝かせたままがダメなら、起こせばいい!」ということで、どうにかこうにか石を立て台車に乗せ無事運び出すことに成功!

念のため立ち会っていて良かったです。一人だったら、きっと出直しでした。

 

一応、写真を撮りました。

この写真では大きさが分かり難い?(運びだすのに集中しすぎて解体前の写真を撮るの忘れました。汗)

 

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