散骨の歴史・遠い昔から散骨は行われていた
2019年3月11日

散骨の歴史・遠い昔から散骨は行われていた

今では耳慣れない散骨ですが、昔は広く行われていたという背景があります。

散骨の文化は、どのように発展してきたのでしょうか。

散骨の歴史が気になるという方のために、昔から現在に至るまでの散骨の歴史についてご紹介します。

 

散骨の起源

散骨は、インドで誕生した葬送方法であると言われています。

インドは仏教の発祥の地でもあるため、散骨のような葬送方法も発展が早い傾向にあります。

始めにインドのガンジス川周辺で散骨が行われるようになり、次第にアジアやヨーロッパなどに広まっていきました。

葬送にコストがかかるアメリカなどでは、コスト軽減のために散骨が利用されていた面もありました。

アメリカは日本とは異なり、土葬が一般的な地域があり、火葬の何倍もコストがかかってしまうことがあります。

散骨であれば、火葬の上自然の中に遺骨を撒くことになりますので、お墓を作る必要もなく、莫大なコストがかかってしまうことがありません。

昔の日本にも散骨が伝わっていたことが分かっており、奈良時代から既に散骨が行われていました。

平安時代においては、当時の天皇である淳和天皇が散骨をしたことが有名でしょう。

また、万葉集にも散骨に関する歌が詠まれていたことも分かっています。

当時の散骨は権力者達にとっては馴染が無く、庶民の間で流行っていたものであるようです。

平安時代の権力者であった淳和天皇が庶民の好む散骨を選んだことは、当時は衝撃的なことであったようです。

 

日本で散骨が行われなくなった理由

昔は庶民の間で流行っていた散骨ですが、なぜ現在ではマイナーな葬送方法となってしまっているのでしょうか。

散骨が行われなくなった理由として、江戸時代に誕生した檀家制度が挙げられるでしょう。

檀家制度とは、親族が一つの寺の檀家となることによって、檀家の葬送に関わる一連の行事をその寺のみが全て担う制度のことを指します。

この檀家制度が一般的になることによって、葬送の際にお墓を作ることは必須となり、散骨を選ぶ人は急激に減少しました。

さらに、昭和に入って墓埋法が整備されたことも、散骨の減少の原因になったと考えられています。

墓埋法では、お墓以外の場所に埋葬してはいけないという旨のルールが定めらているため、お墓を作らないという選択肢が無くなりました。

墓埋法が整備されたことによって、お墓を作らない葬送方法はやってはいけないという考え方が定着してしまったため、散骨はよりマイナーな葬送方法になったという背景があります。

 

散骨が再び受け入れられ始めた理由

やってはいけない葬送方法であると考えられてきた散骨が再び盛んになり始めていますが、散骨に対する新たな見解が出たことが大きな理由でしょう。

散骨は土の中に埋めて弔うわけではないため、そもそも埋葬に当たらないのではないかという考え方が生まれました。

埋葬でさえなければ墓埋法の適用外となるため、お墓を作らないといけないというルールを忠実に守る必要も無くなります。

この画期的な見解を出したのが「葬送の自由をすすめる会」という団体で、1991年に生まれた新しい団体です。

実際にこの団体が法務省に確認を取っており、法務省も散骨は違法にならないという旨の回答を出したことが分かっています。

散骨は違法にならないということが分かったことで、散骨が再び盛んになり始めたという背景があります。

現状は散骨は違法にならないというだけで、国が公に散骨を認めたというわけではないという点には注意しておきましょう。

墓埋法が整備された際は、埋葬以外の葬送方法が想定されていなかったため、現在は散骨を黙認してくれているという状況です。

今後は、散骨のための新たな法律が作られる可能性もあるでしょう。

 

散骨の今後について

再び人気を集め始めている散骨ですが、今後も散骨が盛んに続くのかが気になるところですが、さらに盛り上がりを見せるようになるのではないかと考えられます。

散骨の大きなメリットとして、お墓を作る必要が無く、コストがかかりにくいというものがあります。

最近の人は冠婚葬祭に多額をかけることをあまり好まない傾向にあるため、新しい世代の人のニーズにも散骨はあっているでしょう。

宗教的観念も自由になりつつあるので、檀家制度のような宗教的背景の強い制度は徐々に廃れていくのではないかという見方もあります。

より安く、自由な葬送ができる斬新な方法として、散骨が今後も人気を集める可能性は大いにあるでしょう。

また、宇宙散骨など、既存の価値観に囚われない葬送も可能であるため、自分にしかできない葬送を実現できるという強みも見逃せません。

最近は宇宙開発に様々な企業が力を入れていますので、いずれは宇宙散骨が当たり前の時代が来る可能性も十分にあるでしょう。

 

まとめ

散骨の歴史や、今後どうなるかについてご紹介しました。

散骨は昔から普及していたものの、檀家制度が生まれたことによって一度廃れてしまった文化です。

現在は再び散骨が受け入れられ、選択肢の一つとして散骨を利用することができるようになりましたので、最期は自然に還りたいと考えている方は散骨を検討してみてください。
 
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