散骨のメリット・デメリット
2019年3月11日

散骨のメリット・デメリット

新しい葬送の方法として注目を集めている散骨ですが、従来の葬送とどのような違いがあるのかが気になるという方は多いでしょう。

今回は、散骨のメリット・デメリットについてご紹介しますので、従来の葬送との違いを比較しながら検討してみてください。

 

散骨を選ぶメリットとは

まずは散骨のメリットをお伝えします。

散骨が徐々に盛り上がり始めている理由が分かるはずです。

 

お金がかかりにくい

散骨は、従来の葬送と比べるとお金がかかりにくいという点が大きなメリットでしょう。

お墓に遺骨を入れる必要がないため、お墓を作る費用や維持管理費が必要ありません。

お寺にお世話になることも無いため、お布施などを支払う必要がありません。

お墓を作る場合は100万円近くかかる上、お布施だけでも数十万支払うのが普通ですので、従来の葬送を行うとかなりの費用がかかります。

一方で、散骨であれば3万円程度から引き受けてくれる散骨業者が多いため、かなり安価であることが分かるでしょう。

葬送に莫大な費用がかかることを不満に感じている人にとっては、散骨はまさに理想的な葬送方法です。

檀家制度とは異なり、散骨の際のみにお坊さんにお世話になることになりますので、家族ぐるみで特定のお寺とお付き合いを続ける必要も無くなります。

お寺とのしがらみを作りたくないという方にとっても、散骨は向いているでしょう。

 

故人が愛した土地で眠ることができる

薄暗いお墓の中ではなく、自分が愛した土地に遺骨を撒いてほしいと考える人は少なくありません。

散骨は土地の管理者の許可さえ得ることができれば自由に行えるので、故人が希望する場所で眠りにつくことができるでしょう。

この葬送場所の自由度の高さが、散骨の大きな魅力の一つとなっています。

陸地に限らず海や空、宇宙に至るまで散骨することができるため、選択肢の幅は従来の葬送とは比べ物になりません。

 

お墓の継承者が必要ない

管理すべきお墓がある場合、継承者が誰になるかという問題が付き纏います。

お墓を引き継ぐ子孫がいなくなってしまい、無縁仏が生まれてしまったという問題はニュースでも取り上げられた程です。

散骨であれば、お墓を作ることがないため、それを引き継ぐ人を作る必要もありません。

お墓の維持管理には費用もかかることから、子孫に迷惑をかけたくないという理由で散骨を選ぶ人は増えています。

 

ペットも気軽にできる

人間と同じようにペットの供養もしてあげたいという人も多いですが、従来の葬送方法に基づいてペットの供養は中々難しい面もあります。

ペットの供養自体を引き受けてくれないお寺もありますし、お墓を作る費用も高くついてしまいます。

散骨であれば、ペットの遺骨も人間と同じように供養できる上、費用も安いためおすすめです。

ペットを大事にしていた方には、散骨は理想的な葬送方法でしょう。

飼い主の遺骨と一緒に散骨することも可能であるため、可愛がっていたペットと一緒に眠りにつくこともできます。

 

散骨を選ぶデメリットとは

散骨にはたくさんのメリットがありますが、デメリットもいくつか存在します。

散骨を検討する場合は、デメリットについても意識した上で決めるようにしましょう。

 

周囲から反発される可能性がある

散骨を行う際は、周囲の人から反発される可能性があります。

既に先祖代々のお墓がある場合などは、自分がそのお墓に入らずに散骨することを選ぶことによって、親族から反対されることもあるでしょう。

散骨はまだ認知度が高くないため、知らない人にとっては抵抗がある場合がありますし、先祖代々のお墓を大切にしたいと考える人もいます。

また、散骨を快く思わないお寺もあるため、お寺から引き止められてしまう可能性もあります。

お寺としては収入源となる檀家に離れてほしくないため、檀家制度を必要としない散骨はお寺にとっては不都合な葬送方法だからです。

独断で散骨をしようとすると、親族やお寺とトラブルになってしまう可能性もあるため、周囲の人とよく相談してから決めることをおすすめします。

 

遺骨を保存できない

散骨をする時は、細かく粉砕した遺骨を撒くことになるため、手元に遺骨が残らないというデメリットがあります。

一度手放してしまうと永久に元通りにすることができないため、散骨の判断は慎重に行いましょう。

全ての遺骨を散骨せず、一部だけ手元に遺骨を残した状態で散骨するという選択肢もあります。

散骨をして後悔してしまわないかが不安な方は、残った遺骨はアクセサリーにするなどして、形見としてとっておくようにしましょう。

 

散骨の状況に応じた費用負担

散骨は従来の葬送と比較すると遥かに安価に済ませることができますが、ある程度の出費は覚悟する必要があります。

海洋散骨の場合は船を借りる必要が生じるなど、状況に応じて必要な経費は変わります。

あらかじめ散骨業者とはよく相談して、どの程度の費用がかかるかを明確にしておきましょう。

散骨業者によってサービス内容や費用が異なるため、自分とマッチした散骨業者を探すことも重要です。

 

まとめ

散骨のメリットとデメリットについてご紹介しました。

散骨のメリットは魅力的なものが多く、デメリットに関しても一工夫することによって解決できるものがほとんどですので、散骨を選ぶ価値は十分にあると言えるでしょう。

散骨がどのような流れで進むのかが分からなくて不安に感じている方は、是非一度散骨業者に問い合わせてみてください。

 
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